実現可能で持続可能な好循環ビジネスモデルを目指して

従来の風力発電機とは一線を画した画期的な小型風力発電機事業を国内外で展開しており、国内では防災の側面から100%再生可能エネルギーを使った自家発電で通信インフラと電灯などのバックアップ用電源としての導入を提案しております。また、弊社の小型風力発電機は設置後すぐに電気を作ることが可能なことから、東南アジアの未電化地域へスタンドアローン型の電気インフラおよび通信インフラの補助設備として普及活動を行っております。

一方で再生可能エネルギーを使用したインフラ整備の側面だけでなく、東南アジア諸国との間で好循環かつ持続可能なビジネスモデルを構築するため、ミャンマー、インドネシア、タイ、ベトナムにおいてキリンサイの養殖および輸出入の事業も展開しており、各国に住まう現地の人々の暮らしを支えるパートナーとしての役割を全うし続けます。

”あえて取り組むのではなく、我々のビジネスモデルそのものがSDGsです”
  • 電気もなく送電網すら整備されていない地域にお住まいの人々へ、再生可能エネルギーで作った電気を供給したい
  • 災害時に混乱しがちな通信インフラのサポートや、停電時などにおける公助のバックアップ電源として安心を与えたい
  • 事業主だけに利益をもたらすのではなく、働く人、携わる人、そして支えるご家族の生活環境も着実に好循環化させたい

技術とノウハウ、そしてビジネスモデルで国内外の社会課題の解決に繋げ、ともに歩み続ける。それがウィンテックの使命です。

垂直翼揚力型小型発電機の特徴

従来のプロペラ型やリボン型、サボニウス型と比べ、ウィンテックの垂直翼揚力型小型発電機は微風域からでも発電が可能。自己起動で回転し、自動ブレーキシステムも搭載されております。その独自の設計構造から、風力発電機においてたびたび問題となる騒音の心配もありません。

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低騒音

風切り音を発生させない設計で、周辺の騒音よりも低いノイズ測定不能レベルまで低く抑えます。

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自己起動

360度どの方向からの風も受け止め、わずか風速1m/sから自ら回転を開始するため、一切の補助電源を必要とせず、自己起動が可能です。

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回転維持

独自の回転理論(揚力型)により空気抵抗に依存せず、風が止んだ時にも長時間の回転を維持が可能であることから、次の風が来た時に反応良く回転を高めます。

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自己ブレーキ

風車が一定の回転数に達するとトルクの発生が抑制される構造のため、台風などの強風域でも過回転にならず、安全な状態をキープすることが可能です。

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微風でも回転

負荷をリニアにかける制御方式と多段型切換制御方式を有する独自開発のコントローラーにより、これまでは発電が不可能だった微風領域(30rpm)からの発電が可能です。

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設置環境は不問

風向きによってブレードの方向を変える必要のない垂直軸型風車はスペーシングに無駄のない設計です。またブレードは比重の軽い特殊な硬質発泡ウレタン性で耐衝撃性にも非常に強い物性となっており、人々の居住区や往来がある場所でも安全に設置することが可能です。

ウィンテックが扱う小型風力発電機について

弊社が取り扱う垂直翼揚力型風力発電機の各種データなどはこちらから

回転原理

流入する風のエネルギーを有効に利用し、大きな推進力(回転力)に変換します。
①ボディに当たって空間[A]に流れ込んだ風とブレード[A]に当たった風は飛行機が浮く仕組み同様に揚力を生みだし大きな推進力となります。
②ボディブレードと支柱に囲まれた狭い空間[B]に流れ込んだ風は、ビル風のように圧力と速度が増加することから、そこから発生したトルクによってさらなる推進力をもたらします。
③ブレード[B]は正のトルクを生み出し、回転トルクに変換します。大型のブレード、大型ボディーであることから効率よくトルクを発生させることができ、風車内空間部は竜巻効果によって回転性能をさらに高め保持させることが可能です。
これらの力が相互に作用することで微風速域からでも効率よくトルクを生み出すことが可能な構造となっています。

システム構成と出力特性図(理論値)

風力により作られた電力を多段型切替器とコントローラーへ経由させ、バッテリーに給電し出力いたします。ソーラーパネルとのハイブリッドであれば太陽光で作られた電力がコントローラーを経由し、バッテリーに蓄えられます。インバーターを通すことによって電力のロスが大きく生じるため、DC電源のまま電灯やWifiルーターへ供給するよう推奨しております。
また、仮に無風状態が数日続いても蓄電池に蓄えられた電力からの供給が可能なため、理論上では電力がゼロになることは想定しづらいものとなります。

スペック

風車タイプ:垂直翼揚力型風車 ブレード数:3枚 最大瞬間出力:300W(12m/s) 最大出力回転数:300rpm(12m/s)
回転開始速度:1m/s カットイン風速:2.5m/s 直径:1200㎜ ブレード長:1200㎜
質量:80kg 取付フランジ:260Φmm ブレード素材:発泡ウレタンウレア ボディ素材:鉄、ステンレス、アルミ、プラスチック
塗装:防錆処理アクリル塗装 発電タイプ:三相コアレス発電機、誘導発電機、同期発電機 コントロールシステム:オリジナルコントロールシステム
パワーアシストシステム:不要 通信機能:RS-232C 他 保護機能(内蔵):電気ブレーキ(過電力、過回転、過電圧) ブレーキ方式:回生電磁ブレーキ方式内臓、機械式ブレーキシステム

キリンサイ養殖事業

キリンサイ養殖事業 ミャンマー

キリンサイとは?

東南アジアやミクロネシアなど年間を通して温暖な熱帯サンゴ礁の海域に育つ海藻の一種で、年度が高く多糖類で非常に栄養価の高い食用の海藻として知られております。このキリンサイにはカラギナンと呼ばれる成分が含まれており、自然由来の増粘剤、安定剤、ゲル化剤として食用だけでなく化粧品や工業製品など幅広い用途で使用されております。弊社ではこのキリンサイを東南アジア諸国の海域で養殖・加工し、様々な産業向けに国内外の商社に向けて販売をしております。

  • ソース、乳製品、アイスなどの食品の増粘安定剤や、加工肉のゲル化剤として
  • 化粧品、シャンプー、歯磨き粉の安定剤として
  • シロップ、エマルジョン、医薬品のゲル化剤として

キリンサイに含まれるカラギナンの市場は年々増加してきており、東南アジア諸国ではこのキリンサイ養殖に適した地域が多く、安定した生産が可能です。このことから弊社では各地域の漁業関係者とパートナーシップを構築し、普段の漁業の傍ら養殖と加工に携わっていただきながら、それを国内外の商社が買い取る仕組みを取り入れております。現地の生産者や周辺事業者においては安全な環境下で安定した収入源が確保できることと、水質の管理も重要なことから環境汚染対策の取り組みも可能となり、現実的かつ持続可能なサーキュレーションを創出することが可能な事業となっております。

キリンサイ生産・加工 インドネシア

アジアに広がるウィンテックのネットワーク

現在はインドネシア全域を主として生産・加工を行っており、ミャンマー(クーデターにより一時事業停止中)でも事業をスタートさせてまいります。
地域の特性として東南アジアは対日輸出にとどまらず、現在は工業製品等で世界でも有数の貿易ハブ拠点となっていることから、養殖から出荷まで東南アジア諸国で完結できる「グリーンベルト」の構築を目指してまいります。

また、並行して通信および電力等で公益性の高いインフラ開発を再生可能エネルギーで供給できる仕組みづくりを目指し、それぞれの国・地域の未電力化地域において必要に応じた形での小型風力発電機事業の普及を促進してまいります。

キリンサイ 取扱商品

キリンサイ取扱製品

○食品分類:藻類
○分類:加工食品・その他加工食品
○インドネシア産カラギーナン "carrageenan"、キリンサイ(コットニー "Kappaphycus cottonii")
○品質:洗浄済み乾燥ベース
○水分含有量:30~40%
○不純物含有率:3%以下
○包装:PPバッグ(20~60kg)

※乾燥処理方法や水分量、梱包方法等でご要望があれば随時お気軽にご相談ください。

キリンサイ事業をエコ基幹成長産業へ

養殖事業に関わる各国、各地域の現地パートナー企業や組合との養殖や加工、貿易などでの一連の連携はもちろんのこと、適宜必要な設備投資を行い、さらに労働環境の改善にも着手してまいります。
また、弊社はエネルギーに関連した事業も行っていることから、今後は各地域におけるゴミ問題にも同時に取り組むべく、ゴミ焼却場から排出される熱源を使ってキリンサイの乾燥や加工ができるシステムを構築してまいります。

各国地域の抱える社会課題に対し、ビジネスを通じて段階的・包括的に取り組むことが使命です。
  • 地域ごとの段階や課題に応じた生産効率向上に資する投資の継続
  • CO2排出量を極限まで抑え、持続可能なカーボンニュートラル対応型ビジネスモデルの構築
  • ゴミ焼却場を新設し、排出される熱源を利用した循環型加工システムを構築しゴミ問題解決に取り組む
  • 作り手・買い手がともに同じ歩幅で成長ができる高付加価値産業へと着実に発展させる

お問い合わせ

ウィンテックへのお問い合わせはこちらのメールフォームから承ります。
折り返し担当者よりご返信申し上げます。
万が一返信がない場合はお手数ですがお電話にてお問い合わせください。

所在地

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